2010-11-25
WordCamp Nagoya 2010 に参加してきました その2
だいぶ間隔が空きましたが、WordCamp Nagoya 2010 のレポートの続き。
サーバー座談会
「WordPressに適したレンタルサーバーってどれ?」という趣旨での座談会。
というメンバーで行なわれました。
共用サーバーのレスポンスってどうなの?
「同じサーバーに入っている人の質による」という回答をした石川さん。
面白おかしく回答されていましたが、なるほど。
お試し期間と本契約って同じ環境?
今では一般的になっている本契約前のお試し期間中の環境と契約後の環境って同じなんでしょうか?という質問がありました。
考えたことなかったんですが、そういうことする可能性がなきにしもあらずですね。
淺沼さんのところはそういうことしないとおっしゃられていましたが、そういうことをしてるサーバー会社は自滅していくんじゃないかとのこと。
また、南部さんの、契約してみたら実際遅かったという声を聞くが、共用サーバーだと後からヘビーユーザーが入ってきたら結局遅くなることもありますよね、というツッコミには会場から笑いが起きていました。
一概には言えないが、ワンコインの共有サーバーに高いレスポンスを期待しないほうがいいんじゃないかという意見が多かったと思います。
外れのレンタルサーバーを引かないためのテクニックとして小賀さんが挙げていたのは、
- PHP と MySQL のバージョンチェック
- 共有してる人は選べないので仕方ない
- WordPress Codex 日本語のサーバー情報も参考にする
また、南部さんが挙げていたのは、
- ネットでの口コミ情報を参考にする
- テスト期間で混む時間(4~5時くらい)を重点的にチェック
速さのためにユーザーができること
WP Super Cache などのキャッシュ系プラグインを利用することで速度アップが期待できるが、更新箇所がすぐに反映されないなどリアルタイム性に欠けることもある。
まず、表示が遅いのはサーバーのせいと決めつけず、自分でできることを全部試すことが重要。原因を特定することが必要。
なんとなく遅いでは何の解決にはならない。
こんなサーバーが欲しい
石川さん:共用サーバーくらい気軽に使える VPS サーバー。初心者には扱いづらい。
南部さん:SSL が使いやすい。軽く動いてくれる。安い。
小賀さん:トラフィックの変動に合わせて調整が効くサーバー(Amazon のような)が増えて欲しい。安い。
ということで、様々な立場からの本音トークを聞けました。
途中で「小賀さんが真面目な話をしてると違和感…。」と書いているのを Webnist さんに見られ、後でチクられましたw
Welcart でネットショップを始めよう!-実例で見るネットショップの構築- by 南部正光さん
南部さんの所属されているユーエスコンソートでは、誰でも簡単にネットショップが作れる Welcart という EC サイト構築用のプラグインを開発されています。
福井県発で、3人で開発されており、利用無料で GPL ライセンス。
公式プラグインとして登録されてから1年で、23000ダウンロード。
実稼動 IP は1週間で約1500。
ネット利用は9408万人(78%)とかなりの割合をしめています。
決済1位クレジット約50%、コンビニ受渡は現在30%くらいだが、今後増えるのでは?
などなど、EC サイトをやってみようと考えている方は特に楽しめた内容だったと思います。
また、WordPress + Welcart を利用することで、企業ページとショップとブログを一元化できるというメリットもあり、Welcart というプラグインの魅力をたっぷり聞かせていただきました。
ライトニングトーク
ライトニングトークでは、おでさんが先日創刊された WordPants の紹介もされてました。
懇親会
大量の景品!
めざせ WordPress グラス!と気合入れてビンゴに望んだのですが、結局なかなかビンゴにならずグラスはゲットできませんでした…。
これでもかとリーチをかけるも全然ビンゴにならなかった Webnist さん。
最後にはファーストサーバさんの鯖缶をゲットしてました。
ということで、WordCamp Nagoya 終了。
その日のうちに夜行バスで名古屋を脱出しました。
台風が接近していて天候がかなり微妙でしたが、本編にはのべ175名参加されたようです。
当日の模様は、USTREAM で公開されているので、参加できなかった方や違うセッションに参加していた方も見られます。
もちろんもう1度あのセッションを見たい!という方も下記のリンクからぜひ。
各セッションのスライドなどは随時追加されていくようです。
レポート | WordCamp Nagoya 2010
翌日予定が入っていたため、名古屋に1日も滞在できない強行スケジュールでした。
次回名古屋に行く際には時間をかけていろいろな場所、名物を堪能したいなと思います。