2010-02-28

リンク切れを自動でチェックしてくれるプラグイン Broken Link Checker

元記事がなくなってしまったり、URL を間違えてしまったり、うっかりでもそうじゃなくてもリンク切れが発生することはあると思います。
そういったリンク切れを自動でチェックしてくれるのが、Broken Link Checker というプラグイン。

記事はもちろん、ページやブログロールもチェックしてくれます(オプションでカスタムフィールドも)。
切れてしまったリンクと画像があれば、ダッシュボードに「リンク切れしてるよー」と通知してくれます。
リダイレクトされたリンク数も集計されます(これはちゃんとした挙動なのか微妙なところですが)。

プラグインの使い方は以下の通り

  1. zip ファイルをダウンロード
  2. 解凍したファイルを plugins フォルダにアップロード
  3. プラグインの管理画面からプラグインを有効化

有効化すると、ダッシュボードに下の画像のような項目が追加されます。
これはリンク切れが見つからなかった時の表示。

リンク切れがある場合はこんな表示に変わります。

青文字の部分をクリックすると下の画面に切り替わります。

※ページに収まるように横幅を修正してあるので、実際の画面より小さくなっています。

source 欄は自分のブログ記事の「編集」、「削除」、「表示」メニューです。

URL の欄にあるのが Broken Link Checker のメニューです。
それぞれのメニューは以下になります。

Details
エラー判定されたリンクについての詳細を表示します。
「Details」というリンクをクリックすると、詳細がトグル表示されます。
Unlink
リンクアンカーは外して、リンクテキストだけ残します。
例えば、<a href=”#”>リンクテキスト</a> がリンク切れをしていたら、<a href=”#”>と</a> を消して、「リンクテキスト」だけを表示するようになります。
Exclude
エラー判定されたリンクを除外リストに追加します。除外リストに入れたリンクは再度リンクチェックを行いません。
リンク切れのまま放置する、という状態になります。
Edit Link
エラー判定されたリンクの URL を変更できます。
エラー判定されたリンクが1箇所以上で使用されている場合、全箇所を変更されます。
Discard
エラー判定されたリンクを正しいリンクとマークできます。
ここからエラー解除しても次回のリンクチェックの時に再度チェックをしてくれるので、一時的なエラーと分かっている時などに使用するものです。
完全にリンクチェックから除外する「Exclude」とはちょっと違いますね。

詳細設定

プラグインを有効化すると、設定にも「Link Checker」という項目が追加されます。

ここでは下記の項目の設定ができます。

それ以外に、上級者向けの設定で下記の設定ができます。

なお、動作が保証されているのは、下記の条件を満たしている場合のみです。

ということですが、最新版の WordPress で使用するのであれば問題ないですね(2.9 は MySQL 5以上でないと動作しないですし)。
自動でチェックしてくれるので、入れておいて損はないのではないでしょうか。

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