understandard

2014-10-17

書評: Web制作者のためのGit入門

PixelGrid が運営する技術情報配信サービス CodeGrid の2周年記念パーティーに参加し、そこで行なわれた抽選で「Web制作者のためのGit入門」を頂戴しました。

Web 制作者のための Git 入門

CodeGrid – フロントエンドに関わる人々のガイド
株式会社ピクセルグリッド / PixelGrid Inc.

内容について

「Web制作者のためのGit入門」は、CodeGrid で公開されている「Web制作者のためのGit入門」シリーズと「Web制作者のための実践Git」シリーズを再編集の上、出版となったそうです。
書籍は A5 サイズのソフトカバー版と Kindle 版があります。

内容は、前述のとおり入門編と実践編に分かれています。
入門編では Git は何ができるものなのかを GUI アプリケーションを操作しながら学び、実践編では CUI でよりいろいろな操作を学んでいきます。

Git に不慣れな場合にはひとまず入門編の内容に沿って同じ操作をしてみるとよいと思います。
Windows と Mac の操作方法が紹介されているので、どちらの環境でも書籍を参照しながら試してみることができます。

序盤で「背筋も凍る怖い話」という例が挙げられているのですが、こちらを読んで共感したのであれば Git を導入することをお勧めします。
紹介されている事例は、おそらく経験もあるし、なんとかしたいと思うことだと思います。
そういった制作現場によくある悲しい事例を大幅に減少させられるツールの1つが Git ではないでしょうか。

読み終わった感想

Git でできることは一通り紹介されており、普段 Git を使っている著者陣のちょっとしたコツや工夫が書いてあり、参考になることは間違いないと思います。
後半部分については、まだ使ったことのない機能や理解しきれていない箇所がありました。
そういった意味では、初心者から中級者まで(上級者もかもしれませんが)使える1冊になっていると思います。

ただ、実践編に入ると、CUI での説明になるので、GUI で全部進むと思っているとビックリしてしまうかもしれないですね。
僕自身は結構びっくりしたんですが、Git 使いこなしている方はあまりびっくりしないんでしょうか。
GUI を使用したい場合には、Git クライアントの機能と比較しながら読み進めていけばよいと思います。

書籍に沿って作業して、なんとなく Git がどういうものなのか理解したら自サイトなどで試してみるとより理解が深まると思います。
実務で使用する機会が無い場合などには、書籍内で紹介されている GitHub で練習してみるとよいと思います。
公開されるのが嫌な場合には、Bitbucket などの非公開で使用できるサービスを利用とよいでしょう。

Git クライアントでは、SourceTree (Windows/Mac)、Tower (Mac) あたりが有名どころかなと。
その他にもいくつかの Git GUI クライアントが Git 公式サイトにまとめられているので、興味のあるかたはこちらを参照するか、「Git クライアント」のような単語で検索してみてください。

Git – GUI Clients

「適切な履歴の作り方」という節で適切なコミットメッセージの書き方を紹介していますが、これが簡単で結構難しいところなんですよね。
ついつい適当なメッセージでコミットしてしまうことが多いので、気をつけないといけないです。

Git は以前の業務フローを改善する可能性を持ったツールだと思います。
誰がいつどのような変更を加えたか、どのファイルを追加/削除したのかなどのバージョン管理に加え、ブランチを有効活用することにより機能追加やバグ修正などの対応の管理がしやすくなります。
まだまだ Git を使いこなせていないので、実践編の内容を GUI に置き換えて、いろいろと試してみようかと思います。

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